歯磨き粉について・前編

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

衛生士の太田です。

突然ですがみなさん、歯磨き粉はどのような商品を使っていますか?

むし歯予防、歯周病予防、知覚過敏に効く、ホワイトニング効果、、、などなど今はさまざまな種類の歯磨き粉をCMやドラッグストアなどで目にするかと思います。

どれを選んだらいいのか迷っちゃいますよね(゚ω゚)

今回は「歯磨き粉」についてのお話しです。

「歯磨き粉」は「歯磨剤(しまざい)」とも呼ばれています。

「歯磨き粉」は大きく分けて2種類あり、それぞれ効果や効能に違いがあることを知っていますか?

【化粧品】

基本成分のみで出来ているもの

【医薬部外品】

基本成分に加え、薬用成分が配合されたもの

では、“基本成分“や“薬用成分“とは何のことなのか気になりますよね(・・?)

実は、歯磨き粉の裏面を見てみると、成分が表示されています。

歯磨き粉に配合されている“基本成分“ “薬用成分“について説明します!

【基本成分】

◎清掃剤(研磨剤)…歯垢やステインなど、歯の表面の汚れを落とす

・リン酸水素カルシウム

・水酸化アルミニウム

・無酸ケイ酸

・炭酸カルシウム         など

◎湿潤剤…歯磨剤に適度な粘り気と可塑性を加える

・グリセリン

・ソルビトール          など

◎発泡剤…口中に歯磨剤を拡散させ、口中の汚れを洗浄する

・ラウリル硫酸ナトリウム     など

◎粘結剤…粉と液体成分を結合させ、保型性を与えたり、適度の粘性を与える

・カルボキシメチルセルロースナトリウム

・アルギン酸ナトリウム

・カラギーナン          など

◎香味剤…爽快感と香りをつけ、歯磨剤を使いやすくする

・サッカリンナトリウム

・メントール

・ミント類            など

◎保存剤…変質を防ぐ

・パラベン類

・安息香酸ナトリウム       など

【薬用成分】

フッ化物が含まれている歯磨き粉は、幼児から高齢者まで生涯を通じて家庭で利用できる身近なフッ化物応用で、世界で最も利用人口が多い方法です。

薬用歯みがき類製造販売承認基準によりフッ化物イオン濃度は1,500ppm以下に定められており、1,450ppm程度までのものが販売されています。

子ども用としては950ppm・500ppm・100ppmが販売されています。

フッ化物が多く含まれている歯磨き粉はむし歯予防に繋がるのでおすすめです!

このように、歯磨き粉には目的別に様々な成分が含まれています。

自分の使っている歯磨き粉と照らし合わせてみたり、歯磨き粉を買う際気にしてみると面白いかと思います(^ ^)

 

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』

〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階

【交通アクセス】小田急線「下北沢駅」より徒歩2分京王井の頭線「下北沢駅(西口)」より徒歩2分

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