歯を磨いたら血が出るのはなぜ?

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

みなさん、普段歯磨きをしていて、歯ぐきから血が出ることはありませんか?

今回は、歯磨きで起こる出血の原因についてお話します♪

 

 

出血の原因は?

歯磨きで出血する主な原因は、磨き残した歯垢の中で細菌が繁殖して歯茎が炎症を起こしているからです!

健康な歯茎はピンク色をして引き締まっていますが、炎症を起こした歯茎はブヨブヨした感じで赤く腫れている状態になります。

歯茎が腫れている部分に歯ブラシが当たり、その刺激が出血を引き起こすのです。出血が出だしたら、歯周病の初期の症状です。歯周病に気づいたら、必ず早めに処置をしましょう!

 

 

歯周病の怖いところは、自覚症状がない状態で進行してしまうところです。

 

歯周病は「沈黙の病気(サイレント・ディシーズ)」とも呼ばれており、症状に気づいた時には歯周病がかなり進行しており、手遅れになると歯がグラグラ揺れはじめ、最終的には抜けてしまいます。

歯周病の予防や治療の為には、毎日の歯磨きで歯垢をしっかりと除去することが重要です。歯と歯茎の間の歯周ポケットの中の歯垢は歯みがきでは落としにくいため、歯科医院で定期健診を受け、クリーニングをすることをおすすめします!

重症になると歯垢の除去による簡単なクリーニングだけでは治せませんが、軽症のうちならまだ間に合います!

 

 

出血するから歯磨きをやめるのはダメ!!

 

歯磨きの時に出血して驚いた経験のある方は、「血が出るのは歯を磨きすぎたせい」と思われるかもしれません。しかし、そこで歯磨きをやめてしまうのは逆効果になります。歯磨きをしないと歯垢がどんどんたまって、その中に細菌が繁殖するため、歯周病の悪化のリスクが高くなります。

歯垢がたまりやすいのは歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間で、その部分にたまった歯垢をそのままにしてしまうと、歯周病菌は歯と歯茎の間の歯周ポケットをどんどん深くしていきます。

歯周ポケットの内部の歯垢や歯石は歯ブラシではなかなか取れませんので、更に歯周病が悪化するという悪循環にはまってしまいます。

多少の出血でしたらすぐに止まりますので、力を入れすぎないように歯ブラシをやさしく当てて、歯磨きを続けるようにしましょう。それが歯周病の悪化を食い止めることに繋がります!

 

歯磨きで血が出る方は、まず歯医者で定期健診を受けることがとても大切です。定期健診で歯周病がどの程度進んでいるのかわかりますので、すぐに治療すれば歯周病の進行を食い止めることが出来ます!現在の歯の状態を知るためにも、定期健診の受診は欠かせないものです。

当院も、歯周病検査やクリーニングも行っています。気になる方はぜひ一度いらしてください(^^)

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』
〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階
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