妊娠中の口の中

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

妊娠すると体の変化だけでなく、お口の中にも様々な変化が出てくることをご存じでしょうか?
これには妊娠中のホルモンバランスが大きく関係しているんです!
妊婦さんの約80%はつわりを経験するといわれているため、つわりがひどくて歯磨きがあまり出来なかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は妊娠中に起こる様々な口内トラブルの効果的な対策についてお話しします(^^♪

妊娠期は体や生活に変化が出てくるため、歯や口に影響が出てきます。

●食べる回数の変化●
赤ちゃんが成長し、お腹が大きくなると胃が圧迫されるため1回に食べられる量が減るため、何回も食事をとるようになるお母さんも。
食事の回数が増えるとむし歯が出来やすい環境になります。

●女性ホルモンの増加●
妊娠中は女性ホルモンの増加により、口の中で歯周病原因菌が繁殖しやすくなります。

●唾液量の現象●
ホルモンバランスの影響で唾液の量が少なくなります。
唾液には口の中を浄化する作用があるため、唾液の量が減ってしまうと口の中を綺麗にするチカラが弱まり口内環境の悪化に繋がってしまいます。

●つわりによるお手入れ不足や嘔吐●
妊娠中はつわりによって、お口のお手入れがきちんとできないこともあると思います。
このような状態は菌が増えやすい環境になってしまいます。
つわりで嘔吐すると胃酸が逆流し、口内が酸性になってしまい口の環境としてはよくない状態です。
つわりがひどい時は歯ブラシを入れるだけで気持ち悪くなることも。
また、大きな口を開けたとき粘膜に歯ブラシが当たったり、歯ぐきに歯ブラシが当たるとオエッとしてしまう場合もあると思います。
そういった時は歯磨きのやり方を工夫してみましょう!いくつかご紹介します!

①歯ブラシを変えてみる
ヘッドの部分が薄くて小さい歯ブラシをおすすめします。
「スリムヘッド」「超コンパクト」などとパッケージに書いてある歯ブラシを使ってみてください。
このような歯ブラシは口の中に入れやすいのでオエッとなりにくく、磨き残しをしやすい奥歯も無理なく磨けるので妊婦さんには特におすすめです。
歯を磨くとき、下を向き前かがみで磨いてみたり、歯ブラシを下に当たらないように避けると嘔吐感をあまり感じることなく磨けるかもしれません。

②歯磨き粉を変える
歯磨き粉は様々な味や香りのものがあります。
味や香りが合わないようであれば自分の使いやすいものに変えてみましょう。

③最低1日1回、夜寝る前に歯磨きを
つわりで気持ち悪くても夜寝る前には頑張って歯磨きをしましょう。
就寝中は体温が上がり、お口の中には適度な湿度があり、唾液の分泌量が減ってしまうため磨き残しがあるとむし歯菌などの細菌が活発に行動してしまいます。

赤ちゃんが生まれて忙しくなる前に、お母さんのお口の中をしっかりメンテナンスしておくことは、生まれてくる赤ちゃんにとっても大切です。
しっかりと歯科検診を受けてお口の環境を整えておきましょう(≧▽≦)

 

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』

〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階

【交通アクセス】小田急線「下北沢駅」より徒歩2分京王井の頭線「下北沢駅(西口)」より徒歩2分

#下北沢 #歯医者 #歯科 #下北沢西口 #下北沢駅 #下北沢駅西口

下北沢の歯医者|下北沢みなと歯科

日付: