口内炎のお話

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

衛生士の太田です。

『口内炎』ができると痛みや不快感があり、美味しいご飯が食べれなかったり、会話が億劫になったりとても嫌ですよね( ; ; )

私も口内炎ができると気分が下がってしまいます……

 

『口内炎』ってなんなの?なんでできるの?と思ったことはありませんか?

今回は『口内炎』についてのお話です。

 

『口内炎』とは……

口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称のことです!

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《口内炎の種類》

一括りに口内炎といっても実は様々な種類があるんです!

 

①アフタ性口内炎

【特徴】

円形で白っぽい、最も一般的な口内炎。

【原因】

睡眠不足やストレス、疲労などにより免疫力が低下することから発症する場合が多い。

②外傷性口内炎

【特徴】

外的刺激により粘膜が傷つき、そこから細菌が繁殖して炎症が起こる。

子供や高齢者がなりやすい。

【原因】

入れ歯の不具合や口腔粘膜の損傷

 

③カンジダ性口内炎

【特徴】

白く軟らかい。苔状の斑点ができ、赤くただれる。

【原因】

本来口腔内に常在しているかび(真菌)の一種であるカンジタが過増殖することにより発症する。

 

《病院を受診した方が良い場合》

口内炎は通常、1〜2週間程度で自然に治るとされています。

しかし、症状が悪化してなかなか治らない、という時には他の病気の可能性が出てきます。

 

・2週間以上症状が長引く

・痛みが強く、食事や会話に支障が出る

・患部が徐々に大きくなる

・再発を繰り返す

・口内炎が同時に多数できる

・口の中に痛みのない腫れやしこり、ただれがある

 

以上の場合は病院を受診した方が良いと言えるでしょう。

 

《口内炎と間違えやすい病気》

①舌癌

患部の色はアフタ性口内炎と似ており、主に舌の縁に現れる。

初期は痛みがないため見過ごされやすいが、早期に治療すれば、90%が治るといわれている。

【口内炎との違い】

・赤と白が混在している
・初期は痛みがない
・自然に治ることはない

 

②白板症

がん化する可能性が高く、「前がん病変」という状態。

粘膜が白く変化してただれを伴うこともあり、カンジダ性口内炎に似ている。

口の中のあらゆる部位にできるが、特に舌の縁に現れた場合は舌がんに移行するリスクが高いため、注意が必要。

【口内炎との違い】

・こすっても白い膜がはがれない
・徐々に大きくなることがある
・自然に治ることはない

 

このように、口内炎だと思っていても違う病気である可能性もあるので、何か異常を感じたら放っておかず病院を受診するようにしましょう(^ ^)

 

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』

〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階

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