歯磨き粉について・後編

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

衛生士の太田です。

 

前回は歯磨き粉の成分についてのお話でしたが、今回は!

歯磨き粉の形状とそれぞれの特徴、歯磨き粉の適正量についてお話しします!

①ペースト状…歯磨き粉にフッ素が入っている

・発泡剤配合

・清掃剤配合

・フッ化物配合

⇨むし歯予防を目的としたすべての方向け

 

こちらは、みなさんがよく使っている歯磨剤なのではないでしょうか。

 

ペースト状の歯磨剤は、清掃剤(研磨剤)と発泡剤が含まれているため、ステイン(着色)や歯の黄ばみが気になる方におすすめです!

また、フッ素が含まれているのでむし歯予防を目的とした全ての方に使えます。

 

 

②ジェル状…口腔内にフッ素を保持しやすい

・発泡剤微配合

・清掃剤無配合

・フッ化物配合

⇨むし歯リスク中等度の方向け

 

ジェル状の歯磨剤は、清掃剤(研磨剤)が含まれていないため、ステイン(着色)や歯の黄ばみが気になる方にはあまり向いていません。

しかし、余分な発泡剤がほとんど入っていませんし、清掃剤(研磨剤)も無配合にすることでフッ素をなるべく長く口腔内に残すような設計になっています。

なので、ジェル状の歯磨剤はペースト状の歯磨剤に比べ、むし歯リスクの高い方におすすめです!

 

【効果的な使い方】

ペースト状とジェル状を併用することで、より良いケアができます。

毎食後はペースト状の歯磨剤で歯磨きをし、夜寝る前はジェル状もプラスしていただくと良いかと思います!

 

ジェルは歯にピッタリと密着するので、フッ素が口腔内にしっかりと留まります。

さらに寝ている間は唾液の量も少なくなるので、寝る前に使うことで睡眠中にしっかりフッ素ケアができます!

 

みなさんのお口の中は様々ですので、自分に合った歯磨き粉を見つけてみましょう(^ ^)

 

次に、歯磨き粉の量についてです!

歯磨き粉はどのぐらいの量を使えばいいのか悩んでしまう方は少なくないのではないでしょうか。

実は、歯磨き粉の量は年齢によって変わってきます!

《6ヵ月〜2歳》3mm程度

《3歳〜5歳》5mm以下

《6歳〜14歳》1cm程度

《15歳以上》2cm程度

と言われています。

 

歯磨き粉をたくさん付けてしまうと発泡してしまい、きちんと磨けていなくても磨けた気分になってしまいやすいので、付けすぎはよくありません。

あくまで歯磨き粉は歯磨きをする際の補助的存在と考えてください!

 

また、口をすすぐときは年齢に応じて5~15mlの水を口に含んで、5秒間程度ブクブクとすすぎます。

すすぎは1回程度がおすすめです!

 

初めて知った時「そんな少なくていいんだ!」と驚いたのを思い出します笑

 

以上のことを意識し、ステキな歯磨きライフを送ってみてください(´-`).。oO

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』

〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階

【交通アクセス】小田急線「下北沢駅」より徒歩2分京王井の頭線「下北沢駅(西口)」より徒歩2分

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